26年ぶりの自動車学校
自動車学校はクルマの免許を取るために18の時に入校して以来、実に26年ぶりの入校です。
今も忘れられないクソ教官のイヤミや罵声に耐え、暗くなった帰りのバスのなかで声を殺して泣いたあの日々が思い出されます。
時代も変わって少しはマシにはなってるだろうとは思いつつ、ドキドキしながら入校式を迎えました。
ええ、小心者ですとも。
「入校の方はこちらで適正検査をしますので集まってください」と呼び声がかかりました。
とりあえずニコニコと低姿勢な教官の案内でホッと胸を撫で下ろしつつ「いいや、騙されんぞ あの目の奥は笑っとらん。きっと後で豹変するに違いない」などと警戒を継続。
完全にトラウマになってますなぁ。
まずは身体能力検査?
手のひらをグーパーするのと、視力検査と色覚検査をさらっとやって写真撮影です。
そのあとは筆記によるOD 式適正検査。なんか昔もやったような気がするねぇ。
結果は運動機能がBが2つにCが5つ。順調に年を取ってますなぁ。
社会的成熟度と自己中心性がAで残りはB。
コメントは「融通の効かない真面目な方で、デリケートな神経の持ち主です。」
おお!オッサンのガラスのハートを見事に言い当ててます。
「人付き合いをあまり好まず、そのため人の気持ちをうまく察することが苦手なようです。」言われんでもわかっとるわい。空気読めないてよく言われとったわ。笑
「動作や速さが比較的安定していて危なげがありません。他人のことをよく考えた上で行動の取れる人です。」
褒められてマンザラでもない。笑
でも、さっきの空気読めないてのと矛盾しとらんか?
等と一喜一憂しながら、そのあといくつかの説明を受け、とりあえず入校の儀式は終わりました。
がしかし、この後でさっそく1時限目があるということで、教えられた場所へ移動。
さて、どんな教官がくるのやら。
怖いオッサンじゃなきゃいいな~と、自分こそ正真正銘のオッサンなのを棚に上げて、まるで保護された子猫のようにガクブルしながら待っているとついに教官が登場!
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