まさかこんな教官が!
26年ぶりに入校した自動車学校で入校式のあとに有無を言わさずセットされた一時限目。
ガクブルしながら待ったあとにやってきた教官は、にこやかな笑顔で爽やかにやって来ました!
おお!物腰柔らかく敬語で話してくれてます。ガラスのハートで極度の緊張でガチガチだったオッサンもすこし安堵。
しかし油断は禁物。この優しそうな教官もバイクに跨がればこち亀の本田巡査のように豹変するかもしれない!
我ながら凄まじいまでのネガティブ思考です。
挨拶を済ませ、まずはプロテクターとゼッケンの装着のレクチャーと、持参したヘルメット、グローブ、ライティングシューズと服装のチェックです。
ヘルメットは本当はショーエイとかを購入したかったのですが、残念ながら予算の関係でいつも通勤で使っているホムセンで買った安物です。
「Venom」などという訳わからんロゴが書かれています。
ダークシュナイダーが思い出されます。
おまけにファイアパターンです。良い歳こいて赤面モノです。笑
グローブはアマゾンで買った二千円の安物で、足元はelfのショートブーツ。とりあえずダメ出しは無かったのでホッと一息。
そしていよいよ教習車の取り回しです。
実は44年も生きてきて原付以外のバイクを触るのはこれが初めての経験です。
「なんじゃこりゃ!‥‥」
あまりの重さに衝撃を受けて思わず心の中の松田優作が叫びます。
ただハンドルを握って数メートル前に動かすだけでこの重さ!
センタースタンドを立てるだけでも「うおりゃ!」と叫んでやる始末。
そうだ思い出した。オレ、持病で体力ないんだった。🐱
そのせいかどうかはわからないけど、初めてのCB400はとてつもない重さに感じました。
果たして本当にこれを乗りこなせるのだろうか。。
そのあと、乗車前の点検と周囲確認しながらの乗車の儀式を教わりいよいよ引き起こしです。
ふふん、こんなこともあろうかと(いや必ずあるんですけど)、予めYouTubeで引き起こしのコツをまとめた動画で予習済み。
ホワイトベース教習所という我らガンダムファースト世代が喜ぶネーミングの動画で紹介されていた引き起こしのコツを忠実に真似してチャレンジしました。
ハンドルとシート下のグリップを握り、シートに体を乗せるくらいに覆い被さり、両足はやや後方に曲げすぎない程度に曲げ、そこから「うおりゃー!」と掛け声を掛けて両足を踏ん張って斜め前方に押し上げる!
これでテコの原理で車体が上がるはず!
と思いきや思ったよりも重くて思ったほど上がらない!
渾身の力を振り絞り、ようやくなんとか引き起こしに成功したのでした。
そのあと、教官に「免許取ったら買うバイクは決まってますか?」と聞かれ「いえ、まだなんです」と答えると、「最近はカッコいい250も多いですよね」と言われてしまいました。
つまり400は体力的に厳しいかもしれないから250も検討したほうがいいということなんでしょうか。
まー、小型二輪免許への変更を進められるよりはいいか。
こうして人生初の二輪教習は終了時間を向かえました。
それにしてもこの先生は終始にこやかにそして丁寧に接してくれてホントに良かった。
また、是非ご指導をお願いしたいです。
次回の教習は仕事の都合もあってしばらく先になるので、次回の記事は入校前にやっていた原付を使った練習について書いていきます。